結明神社
御祭神 結明神(日精・月精)
走湯山縁起によれば景行天皇の三十一年、日金山の大杉の中より男女二人の赤ん坊が生まれた。初島の初木神社の御祭神である初木姫が二子を引き取り育てたが、時を経ずしてたちまち成長し、一女を日精、一男を月精と号した。後に二人は夫婦となり、日金山に仕えて「伊豆権現氏人之祖」となったと云います。
日精・月精その終没を不知(富士山)から神上がったと記され、後の人たちより結明神として仰がれ祀られたと伝られています。
ご祭神は男女の縁結びを叶えてくれる神様で古くは一名恋祭りという神事があり、各地から集まった若い男女の参列を得て行われていたことが伝えられています。